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融合の瞑想(ハワイアン・フナ)

フナは、ハワイのシャーマニズムの伝統で、メキシコのトルテックと共に、精神的な探究をしている人たちから注目を集めています。

シャーマンが行う精神技術は、本質的には個人的・修行的ではなく、利他的で、実用的で治療的・魔術的です。
しかし、修行的・瞑想的な部分もあります。
「ナル(融合)」の瞑想もそうです。
サージ・カヒリ・キングが語る方法を紹介します。

「ナル」というのは、「平和な融合」、「融合した状態」などを意味する言葉で、「協力的な関係」という意味も含意しています。
「ナル」の瞑想は、判断せずに、ただ、対象に静かに気づいている状態を維持します。
仏教の素朴なヴィパッサナー瞑想(観)に似ているところがあります。

また、気づきの対象に対して中立的ないしは肯定的(おだやかで心地よい期待感)でいれば、対象にエネルギーが流れて、対象が活性化され、肯定的な変化をすると考えます。
これはゾクチェンに近い考え方だと思います。

また、対象とつながり、無意識はそれを真似て学習する、とも言います。

「ナル」の方法や対象は様々です。
「ナル」は一つの瞑想法というより、瞑想の種類といった方が良いのかもしれません。

まず、視覚的な見る「ナル」です。
特定のものに一定時間集中して見ることが基本です。
その対象は、「美しいもの」、「美しいと思っていないもの」、「慣れ親しんだ環境」、「自然」…などです。
「美しいもの」を対象にすると、心も調和を持ち、美しくなります。
後の3つを対象にすると、今まで気づいていなかったものに気づき、何かを直観的に学ぶことができます。

また、すべてが夢であるという観点から、見ることも行います。
これによって、認識の枠組みを変えることにつながるでしょう。

また、目を動かさずに視界の端を見て、意識します。
あるいは、視野の全体を意識します。
これによって、習慣の外に出ることになるので、普段の思考のくせを理解することにつながります。

聴覚的な聞く「ナル」です。
見る「ナル」と基本的には同じですが、音、音楽、暗示的言葉などを聞いて意識します。

触覚的な「ナル」です。
何か行動をしている時に、その体の動き、その感覚を意識します。
また、ダンスを行ってそれを意識したり、呼吸を意識します。
これらによって、体や感覚への感謝や喜びを感じることができるようになります。

全感覚的な「ナル」です。
感覚的な気づきのことを「アノ」と言いますが、今の感覚に気づくようにします。
また、歩きながら、すべての感覚を意識します。
これらによって、やはり感覚への感謝や、環境とのつながりを感じるようになります。

あるいは、呼吸しながらすべての感覚を意識します。
息を吐きながら感覚の対象に生命を吹き込み、息を吸いながら豊かさをいただくと感じるようにします。

最後に、思考の「ナル」です。
何か抱えている問題があれば、それについて集中します。
それを、判断せず行うと、抱えていた問題が変わってしまうことがあります。
別の観点が現れて、問題を見る角度が変わったり、以前自分が立っていた枠組の外に出ることで、問題が問題でなくなってしまったり、ということが起こります。


このように、「ナル」は気づきの瞑想ということで、一見仏教の「ヴィパッサナー瞑想」に似ていますが、ヴィパッサナー瞑想のように対象への執着をなくすという方向ではなく、対象を豊かにし、感謝し、学ぶという方向性で瞑想するので、思想の力点が異なります。 

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