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トンレン

トンレンはチベット仏教の準備的な段階に行う修行で、菩提心(慈悲の心)に関係した観想法です。
「ロジョン(心の訓練)」と呼ばれる一連の瞑想の一部でもあります。

トンレンは、すべての人の痛みや不幸を自分が引き取って、反対に自分のすべての喜びを他人に与えることを観想します。
トンレンは、「与える、受け取る」という意味です。
トンレンは、初期仏教の頃からある慈悲の瞑想の一種であり、ある意味、その最終形です。

トンレンの中で代表的な、呼吸のトンレンを紹介します。

まず、目の前に苦しんでいる母を思い浮かべます。
様々な煩悩に苦しむ姿を想像します。
その母に憐れみを感じ、自分が助けなければいけないと感じます。

母の右の鼻の孔から、母の苦しみや悲しみが集まって、大きな黒い煙の塊になって吐き出されます。
自分が息を吸う時、その煙を自分の左の鼻の孔から吸い取ります。

それは胸の奥深くに入ってきて、自分の利己的な自我、自己愛着の心を破壊します。
この時、強烈な苦痛を感じますが、煙の毒が自我を解体して、慈悲の心が現れます。

そして、息を吐く時に、右の鼻の孔から、自分の持つ幸せや功徳のすべてが白い光となって出ていきます。
それは、母の左の鼻の孔から入り、母の煩悩が浄化され、喜びにつつまれます。

呼吸に従って、数十回、以上の観想を行います。
トンレンの行は、日常の呼吸の時にも常に自然に行なうことができるようになるまで行います。

以上のように、最初は母のような感情移入しやすい人を対象に行いますが、徐々に自分から遠い人を対象にしていきます。
そして、嫌いな人、すべての人を対象にします。

また、自分が病気の時にも、他のすべての人々の同じ病気とその痛みを引き受けると観想します。
トンレンの行は、実際に人々の苦しみを減らし、また自分のカルマを浄化することで、自分の病気をも回復させることにつながると考えられています。

以上は呼吸に合わせて行うトンレンですが、食事の時にもトンレンを行えます。
食事を体に入れる時に、人々の苦しみを受け取ると観想するのです。
他にも、いろいろと工夫してトンレンを行うことができます。
 
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