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五芒星形の小儀式と4大天使の召喚(ゴールデン・ドーン)

近代の代表的な魔術結社「ゴールデン・ドーン」系の魔術結社では、どんな儀式をする場合も、まず、儀式を行なう場と自分の心身を浄化するための儀式を行います。
これは「神殿形成」とも呼ばれ、具体的には一般に、「カバラ十字の儀式」と「五芒星形(プンタグラム)の儀式」を行います。
「五芒星形の儀式」では「4大天使の召喚」を含みます。
これらの儀式は、初心者にも許されています。

古来から宗教儀式が行われる場は、追儺(邪霊などを追い払うこと)と聖別(霊的な力を込めること)を行います。
場所の浄化の本質は、霊的な世界の秩序に合わせて霊的存在や力を召喚することです。
心理的に表現すれば、邪念をなくし、無心でバランスの取れた創造的な状態になります。

具体的には、一番単純なのは、場所を区切ってその4方に、4つの霊的存在を召喚する(象徴を観想する)ことです。
これは宗教によって、4大天使であったり、4大神であったり、4大如来であったり、4大聖獣であったりします。

浄化された場所は、比喩的に「神殿」と言うことができますが、本当はこの精神的なレベルで作られたものこそが神殿の本質です。
ちなみにインドのヤントラや密教のマンダラも同じです。

ちなみに、ゴールデン・ドーン系の団体では、各シンボルは下記のような事項を象徴します。
「十字」は4大元素の調和の象徴で、各方向は4大元素を象徴します。
「五芒星形」はミクロコスモスの象徴で、各角は5大元素(4大元素+霊=アイテール)を象徴します。
「六芒星形」はマクロコスモスの象徴で、各角は6惑星、中央は太陽を象徴します。


実際の儀式(瞑想)では、まず、東に向かって立ち、「カバラ十字の儀式」(「カバラ十字の儀式とアダム・カドモンの観想」を参照)を行います。
ただし、「アダム・カドモンの観想」は不要です。
光の観想とともに、十字を切って、言葉を唱えます。
これによって自分の心身を活性化します。

続いて「五芒星形の儀式」では、東西南北の四方に向かって順に、五芒星形を指先で描きます。
指先から光が出て、五芒星形は光の軌跡として形作られ、それが炎で燃えていると、ありありと観想します。

五芒星形は5つの角が5大元素を象徴します。
五芒星形をどの角から描き始めるかによって、それぞれの元素に対応する五芒星形になります。
また、右回りに描くと追儺(閉じる)、左回りに描くと召喚(開く)の五芒星形となります。

一番基本の儀式では、「地」の五芒星形を描きます。
追儺を主体にする場合、左下から右回りに描きます。
(後で守護天使の召喚を行うので、まず、召喚の五芒星形を描く場合もあります。
毎朝の儀式として行う場合も召喚の五芒星形を描きます。
この場合は、上の角から左回りに描きます。)

東西南北の象徴は、東=春=風、南=夏=火、西=秋=水、北=冬=地といったイメージです。
四方に分割された円を思い描いて、その中心に立ちます。

まず、東を向き、五芒星形を描き、「イー・アー・ウー・エー」と唱え、五芒星形の中心に指先(剣先)を切り込んで、邪霊がそこから流出る様子を観想します。
(召喚の場合は、声が飛び去ると観想します。)
次に、南を向き、五芒星形を描き、「アー・ドー・ナイー」と唱えて同様に追儺の観想をします。
次に、西を向き、五芒星形を描き、「エー・ヘイー・エー」と唱えて同様に追儺の観想をします。
最後に、北を向き、五芒星形を描き、「アー・グラー」と唱えて同様に追儺の観想をします。

次に、東西南北を護る守護天使を召喚します。

まず、東を向き、両手を前に出して左手首の上に右手首を重ねたポーズをとり、「我が前にラファエル」と唱えて次のように観想します。
東の彼方から薄明の空を駆けて、黄色い薄絹の衣装を纏い、癒しの水瓶を持った大天使ラファエルが現れます。

次に、南を向き、同様に、「我が前にミカエル」と唱えて観想します。
燦々と輝く真昼の太陽の中から、赤い甲冑を着て、戦いの剣を持った大天使ミカエルが現れます。

次に、南を向き、同様に、「我が前にガブリエル」と唱えて観想します。
落日の太陽を背にして、青い旅衣装を来た、少年のような大天使ガブリエルが舞い降りてきます。

次に、北を向き、同様に、「我が前にアウリエル」と唱えて観想します。
夜の闇の中から、緑の衣装を着て、穀物を持った大天使アウリエルが現れます。

そして、頭上と足下に六芒星形を観想して、次のように唱えます。
「私の周りには4つの五芒星形が炎を上げて輝いている。
私の頭上と足下には六芒星形が輝き、私を護っている。」
(背中に六芒星形を観想する場合もあります。)
(六芒星形に関しては、守護天使を召喚しませんが、上の六芒星形はメタトロン、下の六芒星形はサンダルフォンの守護の元にあります。)

最後に、再度、カバラ十字の儀式を行います。
(最初に召喚の五芒星形を描いた場合は、最後に閉じる五芒星形を描くこともあります。)


ちなみに、「五芒星形の大儀式」や、「六芒星形の儀式」はより複雑で、一定の資格を得た者しかできないもので、5大元素の霊や、惑星の霊、獣帯(12宮)の霊を召喚する場合に行います。

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