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四無色(無色界定)

「四無色」は、初期仏教~現代の上座部で、重視される代表的な瞑想法の一つです。

「止(サマタ)」という集中する瞑想に当たり、集中を4段階で高めていきます。
その4段階は、「空無辺処」→「識無辺処」→「無所有処」→「非想相非非想処」です。

ここでは、上座部仏教で最大の聖典、瞑想指導書である『清浄道論』の方法を中心に紹介します。

まず、「空無辺処」を行う準備として、「遍処」を対象にした「止」の瞑想(総称して「十遍」と言います)によって「第四禅」(一切の思考や喜楽がなく、思い描いた対象と一体化しただけの状態)に入る必要があります。
その方法については、「四禅(色界定)」をご参照ください。

では「空無辺処」です。
「地遍」などの「遍処」(「空遍」は除く)を対象とした「第四禅」の状態から、その対象である形・性質を超越したいと思い、それをなくして残った「虚空」の空間のみに一体化します。
「虚空」という対象と一体化した状態です。
そして、「五自在」(その方法については、「四禅(色界定)」を参照)を修めます。

次に、「識無辺処」では、「空無辺処」の状態から、それがまだ静寂ではなく捉われる危険があるから「虚空」を越えたいと思い、それをなくして残った限定のない心の識別作用に一体化します。
「虚空」を対象化していた識別作用そのもの、「限定のない識別作用」という対象と一体化した状態です。
そして、「五自在」を収めます。

次に、「無所有処」は、「識無辺処」の状態から、それが静寂ではなく捉われる危険があるから「識別作用」越えたいと思い、それをなくして残った「ない」という状態に一体化します。
「ない(非存在)」という対象に一体化した状態です。
そして、「五自在」を収めます。

最後に、「非想非非想処」は、「無所有処」の状態から、それを静寂ではなく捉われる危険があるから越えたいと思い、識別作用をなくすことをなくした状態に一体化します。
「存在」を対象にもせず、「非存在」をも対象にしない、つまり、一切の対象が存在しない心だけの状態になります。
そして、「五自在」を収めます。

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