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唯識観(唯識派)

唯識派は、インド大乗仏教の2大学派の一つで、「唯識性」(すべての認識世界は心の作用によって表象されたものにすぎない)を中心教義としています。

唯識派に独特な、観の瞑想法(真理を認識する瞑想法)である「唯識観」の瞑想法を紹介します。
だた、これは直観的に真理を認識するに至るための準備的な「加行道」と言われる段階の瞑想法です。

「唯識観」は、伝統的には「四善根」と呼ばれる瞑想法に当たり、小乗仏教(説一切有部)や中観派でも行いました。
ですが、唯識派では唯識派の教学に沿って独特の方法で行うため、「唯識観」とも呼ばれる観法です。

「唯識観」は4段階から構成されていて、最初の2段階は「四尋思観」と呼ばれます。

まず、認識の対象となる「言葉」、「概念」、「主語性(実体)」、「述語性(属性)」の4つは、いずれも心が作り出した仮の存在であり、実体としては存在しないと考察します。(法無我)

第1段階(煖)の瞑想は「明得定」と呼ばれます。
第2段階の(頂)は、より思索を深める段階で、その瞑想は「明増定」と呼ばれます。 

後半の2段階は「四如実智観」と呼ばれます。

先の認識の4つの対象を作り出した「主体」も存在しないと考察します。(人無我)

第3段階(忍)は、第四禅(概念なしに対象と一体化した瞑想状態)で、対象に続いて主体の空を考察します。
その瞑想は「印順定」と呼ばれます。


*唯識派については姉妹サイトの「瑜伽行唯識派」を、また、特にその修行体系に関しては、もう一つの姉妹サイトの「成唯識論」(唯識派:護法):総論、その具体的な瞑想法に関しては、「成唯識論」(唯識派:護法):各論をご覧ください。

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