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女丹

仙道の内丹法には、男性と女性では生理が違うので、女性には固有の行法があります。
中国では多くの仙女が存在していて、独自の行法が作られました。
これを「女丹」と呼びます。
特に、宋時代の孫不二は有名な女性内丹修行家です。

また、気の弱まった老人や気が非常に強い少年にも少し異なった行法が存在します。
例えば、男性成人は下丹田を中心に気を練りますが、女性は中丹田を、また老人男性は性器部分を中心に気を練ります。

男性と女性の行法の違いを簡単に紹介しましょう。

陽性である男性は、まず先天の気で丹を作ってから練形を行います。
これに対して、陰性である女性は、先に練形を行ってから丹を成長させます。

女性の場合、神を虚に戻す必要がなくなります。
男性の場合は、腎臓の精を気に変えて下丹田で丹を作り、生殖機能を停止させましたが、女性の場合は、中丹田に気を戻して生理を停止させてから、中丹田で丹を成長させるのです。
男性は丹を一から作る必要がありますが、女性には生命を育む機能が始めからあるので、丹も最初から存在しているのです。

女性の練形の最初の行法は「養真化気」と呼ばれます。
これは、月経を止めて少女や男性のような体にするものですが、これを「斬赤龍」とも呼びます。
乳房にある気が下降して経血になると考えられていたので、これを止めて中丹田に気を戻して凝縮することが重要なのです。   

具体的な方法を紹介しましょう。

まず、中丹田に意識を集中します。
同時に乳房をマッサージする場合もあります。

すると子宮から光とともに気が頭頂まで昇ってくるので、これを胸下にまで降ろします。
1、2ケ月これを繰り返して、子宮から気が昇って来なくなるまで続けます。
すると、月経が止まります。
そして、中丹田で気の塊(丹)が真珠のような光りを放つようになります。

月経開始の2日前と月経後2日目には、陰になる直前の陽の気が体を流れるので、この行はこの時に行うと効果が強く、逆に月経中は行ってはいけません。

次が本格的な練形法の「九転練形」です。
これは中丹田で唾液を気に変えながら小周天を行う行です。
そして、3周天を行った後で、乳房をマッサージして気を蓄積します。

こうしていると、股のところまで降りた気が、左右に分かれて回転するようになります。
これを3回行います。合計9周天を行うことになります。
こうして、より丹を成長させます。

すでに書いたように、女性の場合は最初から丹が存在するので、丹を成長させることは男性より簡単です。
女性の場合、中丹田が決定的に重要なので、丹の循環よりも、胎息が強調されます。
丹を完成させる行は、特別なものではありませんが、「運用火符」、「黙運胎息」などと呼ばれます。

この後の行法は男性の行法とほとんど同じです。陽神を作って出神を行います。

また、老年になって月経が止まった女性の場合は、精・気を養って、一旦、月経を取り戻してからその後の行を行います。
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