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カーヤ・ウトゥサルガ

ジャイナ教の開祖であるマハーヴィラは、「トラータカ」と言う鼻先を凝視する瞑想と「シャリーラ・プレークシャー」と言う身体の知覚瞑想を行ったとされています。

ジャイナ教のテーラーパンタ派で実践されている「プレークシャー・ディヤーナ」という瞑想法から、その最初の段階の瞑想法である「カーヤ・ウトゥサルガ」を紹介します。

「プレークシャー・ディヤーナ」は、次の6段階の瞑想から構成されます。

1 「カーヤ・ウトゥサルガ(ウッサッガ」」:完全なリラックスを行うための瞑想
2 「アンタル・ヤートラ」:意識を脊髄に沿って上下させる瞑想
3 「シュヴァーサ・プレークシャー」:呼吸を知覚する瞑想
4 「シャリーラ・プレークシャー」:身体の感覚を知覚する瞑想
5 「チャイタニヤ・ケーンドラ・プレークシャー」:チャクラの瞑想
6 「レーシュヤー・ディヤーナ」:霊的なカラーの瞑想

まず、体の各部分を、順に意識していきます。
これによって、体の中のプラーナの流れのブロックを取り除き、流れを促します。

具体的には、最初に、右足の親指を意識して、「リラックス、リラックス」と呼びかけます。
もし、緊張があれば、吐く息と共に、「リラックス、リラックス」と丁寧に緊張をなくしていきます。

同様に、順に指を意識したら、次に指全体を意識します。
次に、足の裏全体、かかと、甲、内くるぶし、外くるぶし、足首全体、ふくろはぎ…右足全体と進みます。

このように、各部分、そして全体を意識してリラックスさせます。

次に、左足、両足、お腹、胸、背中、右手、左手、頭、顔の、各部分と全体を意識してリラックスさせます。

最後に、体全体を一つのものとして意識してリラックスさせます。

次に、体の皮膚と空気の接点を、そして、皮膚と衣服の接点を意識します。
こうして体の境界を強く意識すると、逆に、どこまでが体で、どこからが体の外であるかが、分からなくなります。
そして、体の感覚が希薄になり、意識が体の感覚から分離されます。

この、体を感じず、意識だけが存在する状況において、完全なリラックスを感じます。


この後、「カーヤ・ウトゥサルガ」のヴァリエーションである2種類の観想法を行うこともあります。
「海の中に体を完全に溶かす」と「死の体験と体と意識の分離」の観想法です。
「海の中に体を完全に溶かす」観想法を紹介しましょう。
これは仰向けに寝て行います。

左右足の裏側からエネルギーが入って来て、螺旋状に上昇し、尾骶骨で一体化してさらに上昇します。
左右の手からもエネルギーが入ります。
喉からもエネルギーが入って、足、手からのエネルギーと一体化して、螺旋状に頭まで上り、頭頂から出て行きます。
出て行ったエネルギーはまた足に戻り、エネルギーの循環を繰り返します。

もう一人の自分が、寝ている自分を見下ろしています。
体はエネルギーに満ちて、空間を上昇していき、マントラに乗って運ばれていきます。

次に、自分が仰向けに、川に浮かんで、流れていきます。
太陽は暖かく、エネルギーに満ちています。
ジャングルの中を抜けて海に入ります。

やがて、潮の流れに乗って、海原を漂っていきます。
太陽が沈むと、体は溶けて、海の水に溶け合います。
体はもうどこにもなく、夜になり、安らぎを感じます。

やがて夜が明けると、海の水の溶けていた体はまた元の形に戻り、また、仰向けに浮かんでいます。

太陽が昇って、体にエネルギーを送ってきます。
体はエネルギーに満ち、空間に浮かび上がり、マントラに乗って運ばれていきます。

最後に、現実の自分に戻ります。

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