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大周天(内丹法2)


大周天は、仙道の「内丹」における、第3段階にあたる瞑想法です。


3 煉炁化神(中関・大周天)

この段階では、炁と神(深層意識)を一体にして胎(清浄な気の体の胎児)を作ります。

まず、小周天で凝縮した炁を全身に行き渡らせて、気の身体を活性化します。

さらに心を集中していると、炁が黄庭(脾臓部)に移動します。

さらに心を集中していると、下丹田に「大薬」が生じます。
この時、「六根振動」といって、下丹田が燃焼し、腎が沸騰し、眼から金色の光が出て、耳の後ろでは風が起こり、頭の後ろで鷹が鳴き、身が沸き立つようで、鼻が引き付けたりするように感じます。
大薬は勝手に動き回りますが、外に漏れないようにしながら、ゆるやかに導いて、これまで同様の経路で周天させ、下丹田に戻します。
ただ、大薬は光を発する気の塊とする説と、液体状のものだという説もあります。

大薬を黄庭(胸部と腹部の間)に移して意識を集中し、炁と混ぜて練ります。
この時、中丹田(心臓部)と下丹田の間を動きます。(服食)
このプロセスを「採工」と言い、7日ほどかかります。

さらに、意識を集中し続けると、大薬・炁は徐々に静まり、「聖胎(仙胎)」と呼ばれる清浄な気の体の胎児になります。
「聖胎」に意識性をそれに分け与えると「陽神」(金丹)になります。
「炁」が「神」に変化したのです。
この状態は、自分の意識が今までの自分と「陽神」の2つにあるような状態です。
つまり、「陽神」は気でできた自分の分身のような存在です。
このプロセスを「採丹」とも言い、ここまでに4・5ヶ月ほどかかります。

さらに瞑想を続けると、10ヶ月ほどで胎・丹は完成します。
そして、体は純粋な陽の性質になります。
このプロセスを「養胎」と言い、ここまでに10ヶ月ほどかかります。

以上が「大周天」という行法です。
狭義では、上に説明した大薬の部分を「大周天」と呼ぶようです。


4 煉神還虚(上関・出神~還虚合道)

陽神をさらに育てて上丹田に移し、強化します。
このプロセスを「哺乳」と言い、3年ほどかけます。

陽神は、感覚をしっかり持つ分身となります。
すると、自然に頭頂から外に出て行けるようになります。
これを「出胎・出神」と呼びます。
陽神を少しだけ体外に出しては戻し、その距離を徐々に長くしていきます。
このプロセスを「六年温養」と言います。

この先は、さらに伝説的な領域になります。
行法も抽象的にしか分かりません。

無の境地の瞑想によって自我を滅する一方、陽神を成長させます。

そして、最終的には、還虚・合道と呼ばれる道教の最終の境地に至ると共に、肉体を陽神に解消していきます。

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